2025/2/15/木造建築物の壁量規定の改正
木造建築物の壁量規定の大改正が施行される
改正情報はここから確認できる
詳しい解説は色々なサイトや講習会で手に入れられるだろうからここでは個人的に気づいたことをあげていく
・屋根の火打ちは不要?
すでに2020年版建築物の構造関係技術基準解説書(いわゆる黄色本)で既に書かれている内容だが、いままで気づいていなかった。伝統構法を対象にした屋根組の告示制定(平成28年国土交通省告示第691号)に伴い、品確法の床倍率0.5以上は告示同等として利用できるというものだ(黄色本116頁)。
床面を根太レス工法とした場合に火打ちを省略することは今や一般的な工法であるが、屋根面でも使えることを解説した内容だ。
ただ気になるのは、床倍率0.5は垂木を用いた屋根の仕様であるが、告示二号イの規定により垂木の上端と横架材の上端をそろえる必要があるということだ。0.5倍でいいといっておきながら垂木の落とし込みが必要とは少し不合理に感じる。せめて転び止め(許容せん断力1.37kN/m以上相当)を使えばOKくらいに緩和してほしいものである。